捨てられないもの
近頃すっかり秋めいてきたので、衣替えがてらクローゼットの中身を整理しはじめた。
秋冬は厚手素材の服が多いため、クローゼットもぎゅうぎゅう詰めになりがち…。だけど適度に隙間をあけないと、せっかくの一張羅もシワになってしまう。
この秋冬のために、既に新しい服を数着お迎えしているため、容量オーバーになることは確実で、代わりに何かを手放す必要がある。
さて、どれを手放すか。
OL服。出社する機会は週に1日程度なので、出社用のOL服は1セットに絞ってしまっていいのではないか。ただ、新型コロナ流行の直前に購入して以来、ほとんど着用していない服があり、それは手放すのが惜しい…。今後も着用する機会が少ないということは分かってはいるが…。
何にでも合わせやすくて、無難な服。これもほとんど着用していない服は手放すのが惜しい…。
そんな貧乏性から、結局、何も捨てられずにいる。
一軍の服しか入ってない、スカスカのクローゼットが理想なのだが…道のりは遠い。
我が家の本棚
我が家の本棚は靴箱一箱分。
珠玉の小説を箱に収まる分だけ所有して、収まらない分は手放すようにしている。読み返したくなったら図書館に行けばいいしね。Kindleで買い直してもいいし。
学生の頃はひたすら小説を読み耽っていて、1日1冊のペースで純文学ばかり読んでいた。いま所有しているのも、その頃に買って大切にしている本が中心になっている。
社会人になって以来、本をめっきり読まなくなってしまい、読むとしても仕事関係のものばかり。感情の機微を味わうよりも、素早く有益な知識を摂取することの方に価値を感じる大人になってしまった。
だから、多感だったあの頃、純文学にどっぷり浸れたのは良かったなぁと思う。いま純文学を読んでも、途中で投げ出してしまうか、その素晴らしさに気づけない可能性がありそうだ。
10万円
ボーナスか何かで10万円が手に入ったら何に使おう?
5年前なら、迷わず東南アジアへの航空券を買い、安宿に泊まったり複数カ国を陸路で横断したりして消費していた。
今はどうだろう?昨年に比べて海外旅行に行きやすくはなっているものの、円安や燃油価格の影響で、海外に行く気にはなれない。
となると国内旅行にする?でも、今のところ国内で特に行きたい場所は無いしなぁ。
・・・。
お金は天下の回りもの。10万円が手に入ったならば、きっちり何かに使いたい。
何もせずに貯金なんてつまらないことは絶対にしない。
そうだ。美味しいものに使うのだ。
予約が取れるのがいつになるかは分からないけど、ミシュラン三つ星のお店でフルコースを堪能するのだ。10万円あれば、2〜3人いけるかしら。
ジャンルは懐石料理が良い。
日本で採れた新鮮な食材を使った、素材の味や食感を十二分に楽しめる、極上のお料理…。お野菜もお魚も、シャキシャキ、コリコリ、プリプリしていて、一口食べただけで素材の良さがわかる。そして驚くほどに素材の味が濃縮されて舌に届く…。
お皿やお料理の見た目も華やかで、繊細な見た目と味…。
おすすめの日本酒を添えてもらって、3時間くらいかけてゆっくり楽しむのだ。
あぁ、そんな妄想をしていたらお腹が減ってきた。
家庭でそんな繊細なものを作れるわけもなく、今夜はジャンクフードで心を満たす予定。
わたしの仕事場
私の仕事場は自室。
朝の通勤ラッシュとは無縁で、軽く身支度をした後、自室に出勤。
Alexaでその日のニュースを聞きながらSNSをチェックし、そのまま緩やかに勤務開始。
AlexaでSpotifyの何らかのプレイリストを流しながらデスクワークをしている。
机は昇降デスクで、ボタン一つで高さを変えられるタイプのもの。
椅子に座って使う時間が長いけれど、オンライン会議がある時は机の高さを上げ、スタンディングで参加するようにしている。
サイドテーブルもある。
サイドテーブルはノートに手書きで何かを書きたい時に使っている。パソコンに向かって文字や図を打ち込むよりも、ノートに書いたほうが頭の中が整理される感覚があるので、サイドテーブルに向かっている時間も意外と長い。
椅子はゲーミングチェア。
床への負担が気になるのと、自由に椅子を動かしたいので、大きなチェアマットを敷いている。
…というのが、私の理想の仕事場。
昨日食べたもの
昨日はハヤシライスを食べた。
我が家のハヤシライスは必ず、特定のルー"完熟トマトのハヤシライスソース"を使う。
このルーのトマト感と甘さが良くて、他のルーを使うと「いつものルーが良い」と言われたりもする…。
さて、そんないつものルー、1軒目のスーパーになかったため、売っている店を探して、スーパー2軒、コンビニ3軒をハシゴ。3軒目のコンビニでようやくGETできた。
GETできたと言っても、いつものハウス食品のものではなく、セブンのプライベートブランドのもの。
パッケージに「完熟トマト使用」って書いてあるから、きっとOEMで制作されたもので、中身はいつものルーとほぼ同じでしょう…と予想。
トマト感を増し増しにするために、カットトマト缶も購入して、いざ料理スタート。
玉ねぎは分量の1.5倍くらい、マッシュルームは1パック分、牛肉は規定の分量通り投入する。
そして欠かせないのが玉ねぎペースト、野菜ペースト、トマト缶。
色々追加しているので、水は規定量の半分程度にする。そしてゆっくり煮込んだら完成。
仕上がりはもちろんいつも通りの美味しさで、家族も満足。
それにしても、8皿分作ったはずが、いつも4皿で消費してしまうのはなぜなのか…。